中学・高校で不登校が再発!なぜ?原因や対策は?
中学生や高校生になり、一度は直ったはずの不登校が再発してしまったことで不安な方や親御さんは多いです。
そこで、今回の記事ではなぜ不登校が再発したのか原因を紹介するとともに、再発した場合の正しい対策法について解説していきます。
中学生や高校生で不登校が再発する原因
不登校の根本の問題が解決されていない
中学生や高校生で不登校が再発する原因として考えられるものとして最も多いのは、根本の問題が解決されていないということです。
たとえば復学をしても、通っている学校自体に不登校の理由があったり、自分の考え方や人間関係に問題があった場合、状況は何も改善していません。
不登校が再発した場合は一度、根本の問題が解決されているか見直す必要があると言えるでしょう。
新たな問題が発生している
不登校が再発する原因として、新たな問題が発生しているということも考えられます。
以前は対人関係に悩み、不登校になっていた高校生が、今度はまた別の対人関係についての悩みや問題が発生してしまい、不登校が再発してしまったということがあり得ます。
不登校が再発した場合は、今回はどのような原因で不登校になってしまったのかを解明するようにしましょう。
心の充電期間が足らなかった
高校生の不登校が再発した場合、心の準備期間足らなかったのかもしれません。
不登校になったときに今まで頑張りすぎて足りなくなっていた、心のエネルギーをしっかりと充電する必要があります。
1回目の不登校のときに充電期間が足らず、そのまま復学してしまった場合は、再発しやすい状況と言えるでしょう。
中学や高校で不登校が再発したときの対策は?
高校で不登校が再発したときに行うことのできる対策を紹介します。
もう一度ゆっくりと休む
高校生の不登校が再発した場合、もう一度ゆっくり休む必要があると言えるでしょう。
心のエネルギーが不足することで悩みや不安を抑えきれなくなるため、不登校になってしまうと考えられます。
ですので、高校生の不登校か再発した場合は、しっかりと心の充電を行うために意欲がわき、さまざまなことを前向きに考えれるようになるまでゆっくり休むと良いでしょう。
子どもの話をしっかりと聞く
これは親御さんが子どもにしてあげることのできる対策の一つです。
他愛のない子どもの話の場合でもしっかりと聞いてあげましょう。普段から会話をしていることで、何か悩みや不安が出たときも気軽に相談できやすい環境を作ってあげることができるのです。
しっかりと話を聞いたり、時には親御さんの悩みを子どもに相談してあげたりすることで、さらなる信頼関係を気づくことができます。
しかし、高校生は思春期の終盤にさしかかっているので、会話をしたがらない子どももいるかと思います。
その場合は、無理に会話をするなど強行突破をするのはおすすめできませんので、そっとしておいてあげましょう。
子どもの表情を普段から観察する
普段から子どもの表情を観察するようにしょう。
「不登校が再発してから表情を観察しても意味ないんじゃ」と思う親御さんもいるかもしれません。
しかし、子ども表情を普段から観察することで、「少し表情が明るくなってきた」などの表情の変化に気づくことができます。
また、その反対で「最近ますます表情が暗くなった」と感じることもあるかもしれません。
そういった場合はカウンセリングを受けさせてあげるなど、様々な対策を早期に行うことができるのです。
普段から子どもの表情をしっかりと観察するようにしましょう。
子どもに自信をつけさせる
子どもに自信をつけさせてあげることも親御さんができる対策の一つです。
高校生の場合でもしっかりと肯定をしてあげることで、自分の存在意義を感じることができたり自信に繋がりやすくなります。
ですので、自信のない行動をしがちな高校生にはしっかりと肯定し、自信をつけさせてあげて下さい。
通信制高校へ転入する
通信制高校へ転入するのも、高校生の不登校が再発した場合に行いたい対策の一つです。
全日制高校に通っている場合、復学をしても毎日学校に通い続けなければいけません。
そこで馴染むことができればよいのですが、復学してから徐々に慣らすこともせず、毎日学校へ通う日々はかなり大変であるといえます。
そういった負担が少ないのが通信制高校というタイプの高校なので、転入することも大切な対策の一つです。
また、不登校が再発した高校生に通信制高校がおすすめな理由がいくつか存在します。
不登校が再発した高校生に通信制高校がおすすめな理由
不登校が再発した高校生に通信制高校がおすすめな理由として3つ挙げられます。
どのような理由で不登校が再発した高校生に通信制高校はおすすめなのかを紹介します。
週一回の登校でもOKなシステムを採用している学校があるから
不登校が再発した場合に復学をする場合、いきなり今までどおりの日にちを出席するのは難しいことですよね。
通信制高校では、週一回の登校から徐々に慣らしていけるように段階を踏んで登校をサポートしてくれる学校が存在します。
ですので、不登校が再発した場合に復学を目標にしている高校生にとって通いやすい環境が整っているのです。
不安や悩みを相談することができる環境が整っている
通信制高校には、カウンセラーが在籍している高校やメンタルサポートがしっかりとしている学校が多いので、不安や悩みをすぐに相談できるといった利点があります。
不安や悩みを一人で抱え込まずに相談できる環境が整っているのは不登校になっている高校生には、大切な相談先の一つと言えます。
登校数を選ぶことができる
通信制高校は、学校によって、スクーリング(登校)日数が異なります。
スクーリングが0日の在宅タイプのところや年4回のところ、週一回のところなど、いろいろなタイプや事情を抱えている高校生が通いやすいようにさまざまな工夫をこらしています。
ですので、自分の心身の状態と相談して、学校を選ぶことができるのです。
高校で不登校が再発した原因と対応策まとめ
高校生で不登校が再発した場合は、家庭で出来るケアや対策をしつつも根本の問題や新たな問題が出にくい「通信制高校」に転入するのがおすすめです。
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