不登校から脱出したきっかけや方法|親も子どもも必読
今これを読んでいる方は「子どもを不登校から脱出させたい」「自分自身が不登校から脱出したい」という悩みを抱えて検索したはずです。
不登校から脱出する場合、大事なのは心のエネルギーを充電することです。
当記事ではそんな不登校から脱出する方法やきっかけについて紹介していきますので参考にして下さい。
不登校から脱出したきっかけ
不登校から脱出したそのきっかけを知ることは大切です。
不登校脱出のきっかけとなるのは以下の要素であることが多いです。
- 悩みの根本がなくなった
- 「休んでいられない」と自然と体が動いた
- 相談機関に話をした
- 幅広い進路があることを知り、心に余裕ができた
ではそれらのきっかけについて詳しく見ていきましょう。
悩みの根本がなくなった
悩みの根本がなくなるということは、不登校担っていた根本の原因が取り除かれたということ。
例えば、
- 苦手な人やいじめていた人が転校した
- 苦手な人やいじめていた人とクラスや校舎が離れて接点がなくなった
- 理不尽な先生が別の学校に転任になった
など不登校の原因がなくなることで、以前のように登校できるようになったパターンです。
不登校の根本の原因がなくなると、新たな原因が生まれない限り不登校は再発しにくい状態になります。
「休んでいられない」と自然と体が動いた
ある日突然、ふと「休んでいられない」と自然と体が動いたという例もあります。
「休んでいられない」と思う衝動のまま、学校に登校してそのまま不登校から脱出、というわけですね。
この衝動は、不登校になっている子ども誰にでも起こり得ることでいつ起こるか、なぜ起こるかは分かりません。
しかし「休んでいられない」という衝動は、不登校から脱出するための“大きなきっかけ”となるでしょう。
相談機関に話をした
悩みや不安を相談機関に話すことで、アドバイスや共感などの言葉をもらい、それをきっかけに不登校から脱出できた子どももいます。
- チャイルドライン
- 教育支援センター
- 保健所
- 精神保健福祉センター
- 児童相談所
などさまざまな相談機関が存在します。
どの相談機関も不登校の子どもの話を親身に聞いてくれたり、アドバイスをしてくれるなど寄り添って考えてくれます。
また、気持ちが楽になったり考え方が良い方向に変わるということもあります。
もちろん子どもが直接電話するだけでなく、保護者の相談も乗ってくれますよ。
子どもに相談機関を教えてあげたり、保護者自身が相談したり、その一歩が不登校からの脱出のきっかけになり得るかもしれません。
幅広い進路があること知り、心に余裕ができた
- 進路に不安がある
- 毎日登校するのが苦痛
このようなことから不登校になっていた子どもに対して全日制高校だけではなく、通信制高校や定時制高校など幅広い進路があることを知ることで不登校を脱出するきっかけとなり得ることがあります。
幅広い進路があることを知り、「あと少し登校を頑張ってみよう」という前向きな気持ちになったり、「勉強が苦手でも進学・卒業できるんだ!」ということで心に余裕ができたケースです。
高校の種類は多数ありますが、不登校の子どもが通いやすいのは“通信制高校”というタイプの高校です。
進路で悩んでいそうであれば、「こういうところもあるから行きたいところに行ってね」と優しく教えてあげましょう。
なぜ不登校の脱出に通信制の学校が良いのか、その理由については後半でお伝えしていきます。
不登校からの脱出するための方法
子どもを不登校から脱出させるには、具体的にどんなことをするべきなのか、以下のような方法があります。
- 叱責せず子どものサポートをしてあげる
- 子どもの興味のあることをやらせてあげる
- 将来の不安を取り除いてあげる
- 自信をつけさせてあげる
- 相談にのってあげる
このようなことが挙げられます。
上記の方法について、詳しく見ていきましょう。
叱責せず子どものサポートをしてあげる
不登校になっている子どもにできないことがある際に、「こんなこともできないの?」「なんでこんな簡単なことができないのよ!」などと、子どもに対して叱責をせず、子どもにサポートをしてあげましょう。
不登校の子どもは感受性の高い子が多いので「こんなこともできないのか!」などと叱責すると、「私(僕)って自分の思った以上に人の役に立ててないんだな」「何もできない自分が嫌いだ、もういなくなりたい」と自分を追い込みがちになります。
そのため、子どもできないことを叱責せずに優しくサポートをしてあげることが大切です。
子どもの興味がある事をやらせてあげる
子どもの興味があることをやらせてあげるのも不登校を脱出するために有効な方法です。
子どもの興味があることを積極的にやらせてあげることで、不登校で落ち込んでいた心をイキイキとさせてあげることができます。
不登校の場合、“何も生きがいがない”という子どもは少なくありません。
そこで、興味のあることにチャレンジさせることで、
- 物事に取り組むことの楽しさ
- 人生に対してワクワクする
といった前向きな気持ちを取り戻しやすくなります。
前向きな気持ちは不登校の脱出に欠かせない要素でもあるので、興味のあることはどんどん取り組ませてあげましょう。
将来の不安を取り除いてあげる
「勉強が苦手だけど高校に進学できるのかな・・・」「高校受験、落ちたらどうしよう」「大人になって職につけてなかったらどうしよう」など不登校の子どもは何かと不安な気持ちになりがちです。
特に中学生の子どもの場合、進学するとなると受験がつきものです。
- 無事に高校に入学できるか
- 高校に通って無事に卒業することができるか
不登校になっていない子どもでも気になってしまうくらい大きな課題ですよね。
そこでおすすめなのが子どもに通信制高校のパンフレットを渡してみることです。
通信制高校では勉強が苦手でも入学できる高校や卒業率の高い高校がたくさんあります。
親子さんが子どもに「勉強が心配でも入学できる高校があるんだって」「卒業率の高い高校があるみたいよ」など無事に進学、卒業できるようにサポートしてあげることで将来の不安を取り除いてあげましょう。
自信をつけさせてあげる
不登校になってしまっている子どもは、「自分は学校に行けないダメな子だ」「私(僕)は何もとりえがない・・・」このように自己肯定感が低い傾向にあります。
そこで親がするべきことは、“小さなことでも褒める”ということです。
それによって子どもは、「こんなに色々自分でできるんだ!」「もっとできそうな気がする!」など前向きな気持ちになり、自分への自信が増しやすくなります。
子ども自身の自己肯定感を高めるためには親の言葉が大切です。
わざとらしいと子どもも「白々しい・・・」と思ってしまうので、あくまで自然にがポイントです。褒めることで自己肯定感が高まり、自分に自信がつきやすくなります。
子どもの相談にのってあげる
親が子どもの相談にのってあげるのも不登校を脱出するためには大切なことです。
相談にのってあげることで、「悩みや不安があってもすぐに打ち明けることができるから心が楽になる」という認識を与えることができるのです。
なお、相談にのる際は親身に聞いてあげましょう。また、親自身も小さな悩みなどを子どもに相談するといったこともおすすめです。
さまざまな話や相談をし合ったり励まし合ったりすることで親子間に信頼関係が生まれます。
不登校から脱出するために通信制の学校が良い理由
不登校の脱出に通信制の学校が良い理由として以下のことが挙げられます。
- 不登校から脱出しやすいシステムが導入されている
- 悩みを相談しやすい環境である
上記の理由について詳しく見ていきましょう。
不登校から脱出しやすいシステムが導入されている
通信制高校は、不登校から脱出しやすいシステムを導入していり学校が多数存在します。
- 不登校の子どもが通いやすいように週一回から登校はじめることができる中央高等学院
- 無理のない登校日数のコースを選ぶことができる学研のサポート校WILL学園
- 登校数や勉強のペースを自分の好き決めることができる高宮学院高等学部
このように通信制高校の多くは自身のペースで登校数や学習をすすめることができます。
悩みを相談しやすい環境である
不登校を受け入れている通信制高校の多くは、職員がカウンセラーの資格を所持していたり、カウンセラーが常駐しているなど、悩みや不安をすぐに解決できる環境作りがされています。
その学校の一つとして、職員全員が「教育カウンセラー」の資格を所持し、不登校を克服するためカウンセリングやサポートを行っているトライ式高等学院が挙げられます。
不登校からの脱出方法まとめ
子どもを不登校から脱出させる方法として以下のようなことが挙げることができます。
- 叱責せず、子どものサポートをしてあげる
- 子どもの興味のあることをやらせてあげる
- 将来の不安を取り除いてあげる
- 自信をつけさせてあげる
- 相談し合う
また、ふとしたきっかけで不登校から脱出させることができたというご家庭もあります。
高校卒業までに不登校から脱出をさせたい場合は通信制高校への進学も視野に入れてみましょう。
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