中学生が学校に行きたくないと感じる5つの原因と対処法
昔より学校のの人間関係や学習が変化している今、中学校に行きたくないと感じるのはおかしいことではありません。当たり前のことです。
当記事ではそんな中学校に行きたくないと感じる原因や、適切な対処法を紹介しています。中学生の方はもちろん、ご両親も参考にして下さい。
中学生が学校に行きたくないと感じる5つの原因とは?
子どもが中学校に行きたくないと感じてしまうのは5つの原因が考えられます。
自身に当てはまる原因がないか見つめ直してみましょう。
人間関係が嫌だ
人間関係は学校生活の中でとても大切ですが、同時に学校に行きたくないと感じる最大の原因です。
休憩中はもちろん、ペアを組んだりグループ分けをしなければいけなかったりと人と関わらなければいけない機会は必ずしも出てきます。
その中で人間関係がギクシャクしていたり、話せる友達がいないとなると人によっては孤独を感じたり「学校にいるのが辛い」といった感情が湧いてきがちです。
また、生徒だけでなく先生との相性が悪い、いじめに近い教育を受けていて中学校に行きたくない…と感じるケースも多いです。
それが毎日続くことでストレスが蓄積し、「中学校に行きたくない」といった気持ちへとつながると考えられます。
勉強へのプレッシャー
「勉強についていけない」「勉強して良い成績を残さないといけない」などといったプレッシャーも中学校への足取りが重くなってしまう原因の一つと考えられます。
中学校になると勉強の難易度が多少なりとも上昇していくため、「何を言っているのか分からない」という場面にも直面することもあります。
学校の勉強は積み重ねが大切になってきますので、一つのことにつまづきはじめることで勉強についていけないといったことが起こり得ます。
また中学校は小学校の頃とは違い、小テストなどに加え中間テストや期末テスト、学力テストといった大きな試験の行事があります。
中間テストや期末テスト、学力テストといったものは進路や成績に大きく響いてくるものがほとんどです。
このようなテストで「良い成績を納めないといけない」という強迫概念に極度にとらわれてしまう子どももいます。
このように勉強でつまづきをおぼえて嫌になってしまったりプレッシャーをかけすぎから中学校に行きたくないといった要因に繋がります。
部活動で辛い思いをしている
部活動によっても中学校に行きたくない原因の一つとなり得ます。
- 自分に合わなくて無理をしている
- 頑張りすぎてキャパオーバー気味である
- 上下関係やコーチとの関係があまりうまくいっていない
といったことはありませんか?
上記のような違和感や不都合を感じている場合、それが原因で中学校への足取りが重くなっている可能性があると言えるでしょう。
苦手な分野の行事がある
体育祭や文化祭、合唱祭など中学校によってさまざまな分野の行事が存在します。
体育が苦手であったり、歌うのが苦手など人によって苦手分野が異なります。人前でレポートの発表するなども苦手な子がいるかと思います。
苦手な分野の行事が近づくにつれ、学校へ行くのが億劫になったり、足取りが重くなりがちです。
また、「行事ばかりで学校に行きたくない」と思う人も多いです。このように苦手な分野の行事が原因で中学校へ行きたくないと感じている場合もあります。
家庭環境が不安定
親子関係があまりよくなかったりするなど家庭環境が不安定ではありませんか?
家庭環境が不安定な場合、心身のバランスを崩れやすくなることで引きこもりがちになり、中学校へ行くのが億劫になってしまうケースがあります。
中学校に行きたくないと感じる場合の対処法
中学校に行きたくないと感じるのは5つの原因が考えられますが、当てはまる原因はありましたか?
原因を知った上で対処法について知っていきましょう。できることから対処していくことで現状が良くなることもあります。
学校を一日休んでみる
「学校に行きたくない!」と思った場合は思い切って学校を一日休んでみることも対処法の一つです。
学校を一日休んでみることで、気持ちがリセットすることができたり、自分と向き合えたりすることができます。
学校を一日休んでみて「やっぱり行きたくない・・・」と思う場合は、親や専門家に一度相談してみましょう。
親に相談してみる
「中学校に行きたくないな・・・」と感じている場合、親に相談してみるのもおすすめです。
親に相談することで気持ちが落ち着いたり、思わぬアドバイスや言葉をもらうことがあるかもしれません。
「親に相談するのはちょっと・・・」という方は後述する専門家に相談してみるのもオススメです。
専門家に相談してみる
「プロに聞いてもらいたい」「親には相談したくない」という考えの場合は専門家に相談してみましょう。
不登校支援センターなどの施設で相談してみたり、民間のカウンセラーを利用することで的確なカウンセリングやアドバイスを受けることができます。
カウンセリングや相談先について詳しく知りたい方は以下のリンクをチェックしてみて下さい。
・不登校の相談先や窓口一覧!悩みを解決できるかも?
https://www.eulerarchive.com/schoolrefusal/school-refusal.html
通信制の学校への進路を視野に入れる
通信制の学校は、文字通り授業を通信(オンライン)やレポート提出という形で行うので、学校にほとんど行く必要がないのが最大の特徴です。
学校によりますが、登校は週に1回~年に数回という所が多いです。
そのため、「中学校に行きたくない・・・」という子どもは、通信制の学校への進路を視野に入れてみましょう。
また、学校側も中学校に行きたくない方にとって通いやすい環境を用意しているので、良い影響をもたらしてくれる効果が期待できます。
中学校に行きたくないといった場合になぜ通信制の進路がおすすめなのかについては次の章で説明します。
通信制高校選びに迷ったら
中学校に行きたくない場合に通信制がおすすめの理由
スクーリングの日数が選択できる
通信制の学校は、学校によってスクーリング(登校)の日数が異なります。週一回のところや、年に数回のところなど、学校によってかなり差があります。
そのため、自身の通えそうなスクーリングの日数に合わせて通う学校を選ぶことができます。中学校で「毎日通うのが辛い・・・」と悩んでいる方にはとても嬉しいシステムです。
自由度が高い
通信制では制服や校則が自由であったり、自宅学習が基本であることがほとんどです。
そのため、精神的に余裕ができたり時間的な自由ができるため、趣味や自身のしたいことに好きなだけ時間をかけることができます。
- 学校ならではの校則に嫌気が指している
- 学校の拘束時間が辛い
といった子どもにとって通信制はとても有効な進路と言えます。
このように通信制は「中学校に行きたくない・・・」といった子どもにオススメの進路なのです。
中学校に行きたくない人向けのおすすめの通信制高校
中学校に行きたくない方の中でも、高校入学を控えている方におすすめの通信制高校を紹介します。
- ルネサンス高等学校
- トライ式高等学校
- 中央高等学院
3校それぞれの通信制高校の特徴を紹介していきます。
スクーリングの日数が年4回!ルネサンス高等学校
ルネサンス高等学校卒業率97%を誇る通信制高校です。
年4回のスクーリングで、3泊4日で行われる“集中スクーリング”や登校する日にちを選べる“日帰りスクーリング”から選択することができます。
新宿代々木キャンパス、愛知の豊田駅前キャンパス、大阪本校では週2回〜3回通学するコースも存在するのである程度通学したい人にも対応しています。
スクーリング日数を選べるトライ式高等学校
トライ式高等学院では、
- 週1〜5日の中で通学日数を自由に選べる通学コース
- 自宅に講師やカウンセラーが訪問し、学習やメンタルサポートを行なってくれる在宅コース
- オンラインコンテンツを利用し、自身のペースで進学を目指すネットコース
などさまざまなコースが設立されています。
一人ひとりに最適なカリキュラムの作成やマンツーマン指導などにより、生徒からの満足度の高い通信制高校です。
自由な校風の中央高等学院
中央高等学院は自由な校風が特徴の通信制高校です。
登校するのが苦手な不登校生や朝に弱い生徒も無理をすることなく、マイペースに学校生活を送ることができます。
また、中央高等学院は長年の実績や経験に基づき不登校やひきこもりの生徒に対する個別学習指導も行っているので、「不登校になりそうで不安・・・」という場合も安心して通うことができます。
通信制高校選びに迷ったら
中学校に行きたくない5つの原因まとめ
中学校に行きたくない5つの原因として、
- 人間関係のわずらわしさ
- 勉強へのプレッシャー
- 部活動で何かしら辛い思いをしている
- 苦手な分野の行事がある
- 家庭環境が不安定
といったことが主に挙げられます。
また、実際に「中学校に行きたくない」と思っている中学生は、学校を一度休んでみたり、専門家に相談してみる、あるいは通信制の学校への進路を視野に入れるといった対策を行ってみましょう。
資料請求は無料なので、通信制の学校が気になる方は以下のリンクから資料を取り寄せてみてください。