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高校中退する人の数はここ最近で1年間で5万人ほど。その理由はさまざまです

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高校中退(退学)の理由は人それぞれ!中退者の本音や進路を紹介

悩み

全日制高校を中退(退学)する生徒の数は年々減少しています。しかし、高校中退すると最終学歴は「中卒」となり、社会的な評価が低くなっってしまいます。

このページでは、高校を中退する人の理由と中退(退学)した人や中退を考えている人でも高卒の資格を取得する方法についてご紹介します。

高校を中退(退学)する人の主な理由

高校を中退(退学)する理由としては、経済的な事情以外にさまざまなものがあります。

文部科学省が平成27年度に実施した調査を元に見てみましょう。

学校生活が合わないケースが最多

「高校中退の理由」という質問に対して「学校生活が合わない」と回答した割合がもっとも高く、中退者全体の34.9%を占めています。その内訳は下記の通りです。

  • もともと高校生活に熱意がない……14.1%
  • 授業に興味がわかない……6.0%
  • 人間関係がうまく保てない……5.9%
  • 学校の雰囲気が合わない……4.3%
  • その他……4.7%

これらは中学校の段階で受験する高校を選ぶ際に、偏差値だけで選んだり、自分のやりたいことと学校の特徴などが合っていなかったりしたことが原因ではないかと考えられます。

そのため、「高校生活に熱意がない」という回答が多くなっているのではないでしょうか。

進路変更のために中退する人も多い

高校中退の理由で、次に多いのが「進路変更」に関するものでした。

  • 就職を希望……16.1%
  • 別の高校への入学を希望……9.1%
  • 高卒程度認定試験受験を希望……3.7%
  • 専修・各種学校への入学を希望……1.5%
  • その他……4.1%

就職を希望する人がもっとも多いのですが、これは経済的な事情というよりは「高校生活がつまらない」という気持ちがあるからではないかと考えられます。

また、別の高校への入学を希望する人も多く、その背景には進学した高校が自分には合わない、なじめないといった事情があるようです。

経済的な理由で高校中退(退学)する人は意外と少ない

一方で経済的な理由で高校を中退(退学)した人の割合は中退者全体の0.7%とごく少数でした。

また、中退者の中で4.7%が「家庭の事情」で、3.4%が「問題行動等」の理由で中退しています。

近年の高校中退者数の推移はどうなっている?

文部科学省の調査では全日制・定時制(当時は通信制高校の中退者数はデータに含まれていない)を合わせたすべての高校の中退(退学)のピークは平成2年で12万人を超えていました。

当時の中退率(在籍生徒数に占める中退者の割合)は2.2%でした。その後の増減はあるものの、平成13年以降は減少傾向にあります。平成21年にはその数は57,000人にまで減少し、ピーク時の半数以下になりました。

そして平成28年度は49,001人、中退率は1.4%にまで減少しています。昔と比べれば中退者の数は大きく減っていると言えるでしょう。

実際に高校を中退(退学)した人の本音を紹介

高校を中退(退学)する理由はさまざまですが、データだけではわからない部分があります。次にそういった本音を探ってみましょう。

内閣府が平成23年に高校中退した理由を調査した結果を見ると、より具体的な理由が見えてきます。

この調査は、中退してから2年以内の人2651名に調査票を送付し、返送されたものを集計した結果です。

それによると、中退の理由は多いものから順に、下記の通りとなっています。

欠席や欠時がたまって進級できそうになかった 54.9%
校則など校風が合わなかった 52%
勉強がわからなかった 48.6%
人間関係がうまくいかなかった 46.3%
高校生活以外に興味があることができた 36.3%
早く経済的に自立したかった 30%
問題行動を起こした 24.1%
早く家を出たかった 22.2%
第一希望の高校ではなかった 20.8%
健康上の理由 18.5%
経済的な余裕がなかった 16%
仲のいい友人がやめてしまった 14.8%
妊娠した 4%
親に辞めさせられた 2.9%

ひと言で「学校が合わない」とか「高校生活に熱意を感じない」といっても、本音は「いつの間にか授業についていけず、欠席が増えてしまい、さらに勉強がわからなくなった」ということや「校則に合わない」などの理由があります。

人間関係の問題で高校を中退する人が多いのも気になるところですね。

中退(退学)した後に後悔している人が多い

では、高校を中退した人はそのことに満足し、その後の人生を楽しく過ごしているのでしょうか。

内閣府が同じ調査で高校中退者に対して、「3年後の自分の見通しやどのような進路を希望していますか?」と質問した結果があります。それによると、次のような結果が出ました。

正社員として働きたい 35.9%
大学に進学したい 12.9%
まだどうしていいかわからない 11.5%
専門学校に入学したい 10.1%
高校に再入学したい 6.1%

などと、多くの人が正規雇用で働きたい(中退してしまうと正社員として働くのが難しくなります)、もう一度勉強したいと考えていることがわかりました。

ちなみに「しばらく遊んでいたい」と答えたのは全体の1%だけです。高校在籍中は「早く辞めたい」と思っていても、いざ辞めて自由な時間ができると遊んでばかりの日々は物足りなくなるのかも知れませんね。

高校を中退後でも通信制高校なら高卒資格を取れる

社会は何をするにも「高卒」が基本

上記の調査で正社員として働きたいという回答がトップでした。

これは高校中退は「中卒」とみなされるため、実際に社会に出てみると正社員としての採用が難しいと痛感していることがうかがえます。

正社員として採用されるには、中卒よりは高卒、高卒よりは専門学校卒や大卒の方が有利です。資格の有無も採用に影響します。

また、第2位の大学に進学したいという場合や第4位の専門学校に入学したいという場合はまず「高卒」の資格を得ないといけません。それほどに「高校卒業」は人生の中で重みがあるのです。

高校を中退、退学していてもチャンスはある

でも、高校を中退してしまった人は「もう手遅れ」とあきらめているかも知れません。しかし、決してそんなことはありません。

高校を中退してしまった人も、中退して何年も経つ人も、通信制高校なら自分のペースで勉強して高校を卒業することができます。

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高校中退した人が通信制高校で学ぶメリット

高校を中退した人が通信制高校で学ぶメリットは、次のようにたくさんあります。

  1. 自宅学習なので自分のペースで勉強できる
  2. 登校しないので学校での人間関係で悩むことがない
  3. 学費が安い
  4. わからないところは何度でも質問できる
  5. 中学校でつまずいたところを復習できる
  6. さまざまな資格取得や大学進学が可能

これらを具体的にご説明していきます。

自宅学習で自分のペースで勉強できる

通信制高校の勉強は学校の授業ではなく、自宅でレポートを作成し郵送またはネットで送信して提出します。

レポートは難しいものではなく、教科書を見ながら書いても問題ありません。また、忙しい人はスマホやタブレットで勉強して、そのままレポートを送信することも可能です。(学校によっては対応していないところもあります。)

学校の授業についていけないという人や仕事をしながら高校卒業を目指す人でも、自分のペースで勉強できます。

登校しないので学校の人間関係で悩むことがない

通信制高校で登校するのは、入学式や卒業式といったイベントのときと年に数回実施される「スクーリング」のときだけです。

全日制高校のように毎日教室に行って同級生との関係に気を使うということがありません。

過去に不登校で悩んだことのある人やいじめの経験がある人でも不安なく勉強できます。

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学費が安い

通信制高校の学費は1単位あたりの授業料と教科書代、スクーリングに参加する際の交通費などです。

公立の通信制高校の1単位あたりの授業料は350円~500円程度、私立の場合は1単位7,000円~1万円ほどします。しかし、国の就学支援金制度を利用すれば、学費はかなり軽減されるので経済的な理由で高校を中退した人でも学びやすくなっています。

なお、実技を伴う科目やさまざまな技能を習得するコースなどでは費用がかかる場合があるので、事前に確認が必要です。

わからないところは何度でも質問できる

全日制高校のように教室で何人もの生徒が一斉に授業を受けるスタイルの場合は、勉強でわからないところがあってもみんなの前で質問しづらいという悩みがあります。そのため、わからない箇所をそのままにして授業についていけなくなり、不登校や中退に至る人が多くいるのです。

しかし、通信制高校は提出したレポートを先生が添削指導してくれます。また、わからないところは何度でも質問できるので、きちんと理解して次に進める点が大きなメリットだと言えます。

中学校でつまずいたところを復習できる

「高校の授業がわからない」「ついていけない」という人の多くは、中学校の段階ですでにつまずいている可能性があります。わからないところをうやむやにしたままで高校に進学したために、さらに授業がわからなくなり、学校がつまらなくなってしまうのです。

それでは高校生活が楽しいものではなく苦痛になってしまうでしょう。

通信制高校では「どこでつまずいているのか」をとことん追求して、わからないところを指導してくれます。中学校の復習をきちんとすれば高校の内容も理解でき、勉強が楽しくなっていきます。

さまざまな資格取得や大学進学が可能

通信制高校では3年以上かけて74単位を修得することで卒業できます。学歴も「高卒」となるため、就職が有利になります。

さらに、多くの通信制高校では資格取得のサポートをしています。特に私立では次のようにさまざまなコースを設けて、資格や技能習得に力を入れています。

  • 美容師
  • エステティシャン・ネイルアーティスト・メイクアップアーティストなど美容系
  • トリマーやドッグトレーナーなどペット系
  • 調理師・パン職人・パティシエなどの飲食系
  • プログラミング・ゲーム制作・パソコン技能などIT系
  • アニメ・イラストなどのアート系
  • 声優・ミュージシャン・俳優などの芸能系

他にもユニークなコースがたくさんあります。

一方で通信制高校から大学に進学する人もたくさんいます。大手予備校と提携したり、独自のカリキュラムを組んだりして受験対策と個別指導を行っているので、塾や予備校に通うよりも効率的と評判です。

通信制高校は転入や編入が可能

すでに高校を中退してしまった人は「編入」という形で、また、中退を考えているが、まだ高校に籍がある人は「転入」という形で通信制高校に入ることができます。

いずれも募集時期や募集人員が決められているので、事前に希望する通信制高校で確認してみましょう。

高校中退(退学)の理由や対処法まとめ

高校を中退、退学してしまうと就職で不利になってしまいます

しかし通信制高校なら自分のペースで学習して高校が卒業できるので、中退した人は「編入」で、中退を考えている人は「転入」で学び直すことができます。

手遅れということはありません。通信制高校は数多くありますが資料請求は無料でできるので、まずは以下から主な通信制高校の資料請求をしてみることをおすすめします。

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