最終更新日：2021/9/10

ネットを使った学習と年間6日間のスクーリングで卒業資格取得を目指す

翔洋学園高等学校は茨城県日立市に本校がある通信制高校です。各地に学習センターがありそこで学習するスタイルを取っていますが、2013年にネットキャンパスを開校しました。自宅や勤め先からインターネットを使って学習することができます。

そのためネットキャンパスで学ぶ人には、さまざまな状況の人がいます。

• 不登校の生徒
• 子育て中のママ
• 高校を卒業せずに社会で働いている人
• アルバイトをしながら高校卒業を目指す人
• 海外で活動をしているが日本の高校卒業資格を取得したい人

では、同校の特徴をご紹介します。

ネットを使って柔軟に学習できる

通信制高校の主な学習はレポートの作成ですが、同校ではインターネットを使って授業を受け、レポートを作成します。

レポート学習は教科書や解説資料を使って作成できます。わからないところは先生にメールや電話、スカイプを使って質問ができるので、そのつど学校に行く必要がありません。

レポートの提出は前期4回、後期4回です。履修する科目は1年の最初に先生と相談して決めます。何を選べばいいかわからない場合は相談できるので、安心です。

教科書もありますが、ネットキャンパス生はマイページにログインすることで動画教材や解説を見ることができます。それらを参考にしながらレポートを作成します。

間違いやすい問題や回答のヒントもネットで見ることができます。

また、ネットキャンパス生同士の掲示板もあるので、生徒同士で意見や情報の交換ができるのも特徴です。実際に顔を合わせていなくても、友情が育っていきます。

スクーリングは年6日だけ

スクーリングは「スクーリングパスポート」制度を実施しています。このパスポートを見せることで、日立本校以外の会場のスクーリングが受けられるというものです。

また、各学習センターでの校外学習や学校行事に参加できます。

スクーリング

• 日立本校で実施される宿泊型の集中スクーリング（2泊3日）
• 各地の会場スクーリング

に参加します。

必ずしも地元の会場でなくてもいいので、旅行気分で少し離れた会場のスクーリングに参加する人もいます。（開催日時は各会場によって異なります。）

通学型よりもスクーリングの日数が少ないですが、その分の時間を「メディア学習」として動画教材などで自宅学習を行っています。

スクーリングで学校や学習センターの雰囲気に慣れてきた人、やっぱり通学して学びたいという人には

「スタイルチェンジチャンス」という制度があります。

最初はネットキャンパスで受講していても、途中から通学スタイルの学習に切り替えられます。そのための条件は特に設けられていませんし、費用も変わりません。

学費が安い！

ネットキャンパスは学費が安いことも、大きな特徴です。

合計25万円必要ですが、国から1単位あたり4,812年が「就学支援金」として支給されます。

そのために25万円－（4,812円×25）＝129,700円

（なお、就学支援金は保護者の所得などによって金額が変わる可能性があります。）

1年間の学費は129,700円だけで済みます。しかもこの費用にはスクーリングの宿泊代や昼食代も含まれています。ネットキャンパスで使うパソコンがない人はiPadやスマートフォンなどでも対応が可能です。

学費が安いために、親に負担をかけたくない人、家庭の経済的な事情で全日制高校に通えない人、子育て中の人などでも安心して受講できます。

また時間が自由に使えるために、働きながら高校卒業を目指す人やスポーツ、芸能活動など夢に向かって昼間の時間を使いたい人にも最適です。